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2016.6.8 コブ小回りでのストックワークの考察


ゆっくりと滑る時は、それほど問題が出てこないストックワーク。
しかし、コブ斜面では、途切れのない連続ターンが求められ、また、ニョロニョロと、流れるように降りていくためにも、流れを止めないストックワークの習得が必要不可欠です。
言葉で表現するのは簡単ですが、実際にどのように行っているのでしょうか?
また、何を意識すると良いのでしょうか・・・。

【練習前の背景】
5月までの滑走では、前腕から肘に筋肉痛というより、痛みがあり重いもの(スキー)を持ち上げられない状況でした。
一般的に言う「テニス肘」という状況です。
最近は、筋肉の相談を、なかじょう接骨院の中條先生や、斎木先生に相談し、施術を受けたりしています。
先週、腕の動かし方について、レクチャーを受けました。

「腕を使う仕事をする場合、
まず最初に、肩甲骨を動かし、上腕を持ち上げます。(肩甲骨は上腕を上に引き上げる役割を行います。)
その状態から、前腕を動かすようにします。
そうすると、腕全体が肩から動くようになり、肘には負担がかからなくなります。
まず最初に、肩甲骨を動かすこと・・・。」

なるほど、
腕を使う仕事には、滑走時のストックワークも含まれるのだから、
週末に、月山で、意識して練習してみよう・・・。
となった訳です。

【アームワークのバックショット】

 

【今までの意識】
コブの中で、ストックを付く時に、まず、「広背筋を収縮させる」、
次に、大胸筋から上腕が一体となるように、ブロックし、来たる衝撃に耐えようとしていたようです。
ですから、その衝撃を肘で受け止めていたのですね。
その衝撃は、体幹にも伝わり、上半身のブレと、スキーの滑走を阻害する力が働いて、バランスを崩すシーンが多々あった訳です。

前週までの意識

【今週からの意識】
まず、肩甲骨を動かす、ストックを突いた後に、肩甲骨を動かす意識をしてみました。
その肩甲骨は、上腕を上に引き上げます。

今週からの意識

【その結果】
肘には衝撃がこなくなりました。
すると、体幹が安定し、【肩甲骨から腕までのパーツが一体化】したものが、動くようになりました。
スキー板止める力も働かなくなりますので、【ニョロニョロ】と、降りて行くことができるようになってきました。
そして、この映像は、夕刻、初めて長い距離を安定して(初めて)降りていけるようになった時のものです。

その結果

まだまだ、課題はありますが、滑走スピードを上げる条件が揃いつつあります。
怪我しないように、慎重に、【攻めます!】
今シーズンも、残りわずかですね・・・。


 


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