ここだけの話 archive
来シーズンに向けて、モーグル用の板を注文しました。
スキー板のラディウスは、20mなので、コブ小回りのスピードアップ化は間違いなし・・・。
そこで、来シーズンの結果目標は、
「月山の大斜面にて100mを滑り切ること。」に設定しました。
そのためには、
スキル目標を、「2分間の運動をやりきる身体づくり」に設定しました。
目標設定には、「結果目標」と「スキル目標」の両輪が必要です。
この大会で1番になる!
準指導員検定に合格する!
プライズ検定に合格する!
これらは、すべて「結果目標」です。全てが終了しないと出てこない結果なのです。
それらの結果目標を実現するための「スキル目標」は、うまく設定できていますか?
私の場合、
さて、どうするか?
まずは、「有酸素運動を30分以上行う」を実行します。
(参考: なぜ走るの? 2010.10.31)
【準備品】
心拍数計(活動量計): POLAR A360
ランニングシューズ: ASICS GT-2000 NEW YORK 4
インソール: BMZ CCLP
ソックス: CEP RUN SOCKS 2.0
ウエストバッグ: mont-bell ウエスト ボトルケージ
水分+エネルギー補給: 大塚製薬 アミノバリュー BCAA 8000mg
【ラントレ1週目】 30分間走を行う。(週3回)
2年前に、腰・股関節回りの筋肉を傷めたことで、ランニングトレーニングは中止していました。
そのため、まずは30分間、走ることにしました。
30分、4.71km(概算)/ 回
しかし、心拍数が高い時間帯が長かったようです。
これでは、運動強度が高く、無酸素運動になってしまいました。
久しぶりに走ったせいか、腿の前側(大腿四頭筋)に筋肉痛が見られました。歩くときに違和感あり。
【ラントレ2週目】 心拍数を最大心拍数の60%-70%をキープして30分以上走ってみることにしました。LSD(Long Slow Distance)(週3回)
前週は、走ること、重心を前に前に運ぶこと、の意識が強すぎて、上体が起きた状態で、踏み出した足の上(バランス軸)に腰を位置させてしまっていたので、腿の前側に負荷がかかっていました。
上体の重さを大腿四頭筋で支えていたのです。
これでは、身体移動に対して、ブレーキをかける効果になります
そこで、
踏み出した足の上(バランス軸)に、ユニバーサル・アスレチック・ポジションを確認し、
次の脚は腸腰筋で腿を引き上げることを意識してみることにしました。
(ユニバーサル・アスレチック・ポジションとは、バランス軸に対して、股関節が後ろ+肩が前となる立ち方。高さは種目によって違う。)
このポジションの練習により、大腿四頭筋への負担は皆無になり、目標値の30分経過時でも痛みがなく、もう少し行けそうでしたので、目標値を1時間に変更しました。
1h 8km(概算)/ 回
【ラントレ 3週目】 運動時間を2時間に設定し、LSDを行う。(週3回)
ここから、大塚製薬のアミノバリュー(BCAA:8000mg)を摂取することにしました。
摂取30分経過時に血中に2000mgとなるそうなので、300ccほどを飲んでから、準備体操やウォームアップして、それからラントレへ。
途中はボトルにて、適度に600ccを摂取します。
初めてトライした走行時間でしたが、完走できました。
ユニバーサル・アスレチック・ポジション(UAP)の確認も、一歩毎に行っています。
UAPを取ると、大殿筋とハムストリングで上体を支えることになります。特に大殿筋がほど良くストレッチされ、ショックアブソーバーの役割をしてくれますから、膝への負担も軽減されます。
2h 16km(概算)/ 回
4週目も同様に続けています・・・。
心拍数を最大心拍数の60%-70%で(有酸素運動で)30分以上走ることを続けていくと、解糖系のエネルギー摂取が可能となるため、血中乳酸値の上昇開始時間が遅くなります。
それこそが、2分間、パフォーマンスが高い運動を続ける身体を作ってくれるのです。
また、ユニバーサル・アスレチック・ポジションを同時に行うことで、大殿筋がストレッチされますので、可動域が広がります。
2時間スクワットしているようなもので、「有酸素運動+ストレッチ+裏側の強化」が一度に行えるのです。
(大殿筋+ハムストリングの活性化)
そして、この改善された身体の上に、新しい【技術】が構築されていき、パフォーマンスは高まっていくのです。
「2時間走ること」、スキーヤーにとって効果有りです。
4週で累計16時間走りました・・8月は累計12時間で継続中・・・・
54歳 夏、もう少し頑張ります。