ここだけの話 archive
車山高原で開催されたスキー指導者研修会にて、3班の講師を担当しました。
11年振りに、車山高原に来ました。
この景色がホームページに登場するは、初めてですね。
写真は、1日目終了後、恒例の専門員研修の1コマ。主任講師の斉木拓野さん!
公式日程では、私たちの研修会1日目がスキー場開きのはずでしたが、降雪良好で、前日よりファミリーコースがオープンしておりました。
強いエッジングをしても、ハイシーズン並みのハードパックでした。
参加された方の多くが初滑りとのこと、
道具に慣れる、スロープの高低差に慣れる、研修会テーマを題材に身体を動かし、今までの感覚と、新しい感覚の差を感じていただくように、研修会を進めました。
ワイドスタンス(プルークスタンス)で滑走しながら、「高い所、横、低い所」と声しを出していただく、
いつものプログラムを体験していただきました。
このプログラムの良いところは、声を出す作業と、運動をコントロールする作業の2つの課題を同時に行うところ。
大脳は滑走タイミングに合わせて声を出す仕事に専念させることで、小脳と筋肉の会話を邪魔しません。
そして、足元の高低差の感覚を、自分が発した言葉どおりに感じることができますので、高低差の左右が切り替わる場面でも、スムースに運動を続けることがでlきます。
それに、「滑りながら声を出す」ことを皆さん行ったことが無いようでして、「新鮮な感覚」だったそうです。
感覚の共有が生まれ、「あれ?声出てませんよ〜」というシーンも満載で、たちまち笑顔があふれます。
今年は、プルークによる指導の展開の実践を軸に研修を進めますが、オフィシャルブックに記載があるように、
「シュテム動作による両スキーカービングの練習の併用します。」、
「パラレルスタンス(横滑り)での両スキー同時回旋の練習を併用します。」、
とありますので、股関節の動きの理解が必要になります。
【スキーヤーにとっての股関節の動き10通りを考える(2016.8.11)】 【内脚の動かし方を覚えよう】を紹介しまして、滑りに構成していただきましたら、両スキーカービング、それもターンの高い位置から、両スキーカービングが楽にできるようになったようです。
研修会閉会式終了後、参加された班の方から、「とても楽しかった研修会でした。」とコメントをいただきました。
こちらこそ、ありがとうございました。
帰路はほぼ下道。
90分走り、菅平高原 ひんのべ で昼食。
やはりラーメンなんですね。
膝の痛みは、ほんのわずかになりました。
使った筋肉のメンテナンスに、もっと時間を使うようにしていきたいと思います。