発展途上のスキーヤーは、37年落ちのクラウンを所有する男・・・。はたして、新型クラウンに進化できるのだろうか・・・。
発展途上のスキーヤーの発展途上具合を現在進行形でお伝えします。
2024年シーズンは58シーズン目。指導活動を始めて41年目・・・。スキーヤーとしても、まだまだ頑張ります・・・。
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【2022プライズ検定会のご案内】
プライズ検定会(東京都)2022.4.9-10 熊の湯スキ―場で開催されます!
皆様のトライをお待ちしております。
Today's Odometer: 188,233km ・・・(2017.2.8)
「シュナイダーとアールベルクスキー術」 昭和5年(1930年)玉川学園出版部(入手しました。)
右は、本の最初、シュナイダー自筆の前書きです。
わが親愛なる若人たちよ!
私は、諸君のスキー習得の助けとなるこの本に、私のいくつかの原則を付け加えたいと思う。スキーは、私の本を研究しただけでは習得することはできないが、それによって時間と労力をはぶくことはできる。大切なことは一にも二にも練習であり、熟練と平衡感覚であり、加えるに決断力と意志である。
スキーの上に立っているとき、あるいは滑っているときに、常に体が前にあり、スキーが自分の後ろにあるという感じを持たなければならない。上へも下へも平衡をとりうる姿勢を常にとっておかねば成らず、すなわち、立ちすぎず、屈みすぎない中庸をえた姿勢をとることである。膝を曲げて前に出し、上体は真直におこし、両手は膝の近くに保つことである。高速度の滑降には一にもフォアラーゲ、二にもフォアラーゲである。
プルークファーレン、シュネープルークボーゲンは、たっぷり時間をかけて真に徹底的に練習し、このスキーの基礎を真にマスターしなければならない。あらゆるスキーヤーの犯している大きな誤りの一つ、 それはすべての人々がスキーの基礎を身につけないうちにできるだけ早くクリスチャニアをやりたがるということである。基礎さえできれば自然に上達するのである。シュテムボーゲンからシュヴィンゲンに進むことだけが正しいのであり、すべてが自然に出来てくるようにしなければならない。
皆さんがスキーをする時に忘れてはいけないのは次のことである。
フォアラーゲ。(前傾姿勢)
膝を柔らかく保つこと。
上体を真直に起こしておくこと。
両手は膝の近くに置くこと。
これらの原則をよく守れば、皆さんはきっと立派なスキーヤーになれます。 すべての諸君に、元気よく シーハイル を送ります。
1930年 ハンネス シュナイダー (昭和37年「シーハイル」玉川学園出版の和訳より)