平成5年5月28日、長男の結婚式。妻は着物を着る事が出来ないので、洋服で出席しました。親なら誰もが経験するとは思うが、花束贈呈には参りました。夫婦揃って涙を流し、感無量とでも言うのでしょうか、言葉では言い表せません。妻の顔を見るとクシャクシャで、見られた物ではありませんでした。妻は口には出さぬが多分私と同じ気持ちだったろうと思います。
世の中、何処で、どんな人と巡り逢うか分かりません。妻が難病のため、これも因縁かも知れません。長男が福祉自立センター、嫁が総合病院の看護婦。私にとっては心強い援軍が来たようなものです。また二人が良く気が付き、何かと気遣ってくれるので、妻も心強く思っているでしょう。
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