作文・おたよりのページ6

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このページには,丹後まみこさんが講演を行なった学校の子供たちや先生方の感想などを,許可をいただいて掲載しています。
なお,特に子供たちに書いていただいたものは,ご本人のお気持ちをそのままお伝えするために,原文のまま掲載させていただいています。
 
神奈川県横浜市立千秀小学校2年1組の皆さん
栃木県宇都宮市立新田小学校2年1組の皆さん
埼玉県さいたま市立七里小学校2年3組の皆さん
社会福祉法人七穂会知的障害者授産施設 虹の家の皆さん
小千谷市立片貝小学校1年1組の皆さん
小千谷市の金子由美子さん
匿名の方
見附市立見附小学校4年1組の皆さん
新井市立平丸小学校の岩澤先生
新井市立新井小学校の皆さん
豊栄市立木崎小学校PTAの皆さん
秋田県仙北郡中仙町立中仙小学校の皆さん
富山県新湊市立塚原小学校5年2組の皆さん
加治川町立加治川小学校4年生の皆さん
MDRTソニー会 ご家族
さいたま市在住の小学校三年生の方
新潟県立水原高校3年生の方
両津市立浦川小学校の生徒さん
新潟市立濁川小学校の皆さんと保護者の方
中頸城郡大潟町立大潟小学校1年生とお母さん
静岡県浜松市立萩丘小学校6年生の皆さん
富山県富山大学附属小学校4年1組の方
白根市立庄瀬中学校二年生の方
 

 


 
神奈川県横浜市立千秀小学校2年1組の皆さんからのお便り
 
千秀小は小さな学校で5年生だけ2クラス,あとは1クラスずつしかありません。
うちのクラスの児童のお父様が取材で「いのちのあさがお」のことを知り,
学校の方へ種を,そして本を紹介してくださいました。私はクラスの子供たちに
絵本の「いのちのあさがお」を読み聞かせ,そして種をいただいたクラスの子供
たちが朝顔を育てました。2年生の子供たちは,まだ幼く,白血病のことも
骨髄バンクのことも,まだよくわかりませんが,こうすけくんが1年生なのに
一生懸命病気とたたかったこと。そして残された朝顔のことについて,いろいろ
考えて,それぞれ自宅で一生懸命朝顔を育ててくれました。つたないお便りと
少しばかりの種ですが,集まったものをお送りします。微力ですが,少しでも
「いのちのあさがお」の運動にお力添えすることができればと思います。
残されたお母さまのお気持ちを思いますと私も胸が一杯になります。少しですが
どうかお受け取り下さいますよう。これからも,もっとこの運動が広がります
ことをお祈り申し上げます。
2年1組担任 渡辺美江先生
 
わたしはコウスケくんがはっけつびょうになってしんじゃったのが,とてもかわい
そうだなとおもいました。コウスケくんがそだてていたあさがおをコウスケくんが
しんじゃったから,コウスケくんのお母さんがそだててあげていたから,あさがお
がさいて,あさがおのたねができて,「いのちのあさがお」ができたのがよかった
なと思いました。
 
いのちのあさがおをくれてありがとう。本もかわいそうだったけど,わたしは,
やさしさがよくわかりました。こうすけくんもとってもよろこんでみていると
思います。
 
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栃木県宇都宮市立新田小学校2年1組の皆さんからのお便り
このたびは,”命のあさがお”の種を送って下さり,ありがとうございました。
”いのちのあさがお”の本を2冊講読し,この本をもとに2年生の道徳の授業
で「命の尊さ」の学習をさせていただきました。子ども達は2年生なりに,
命の大切さを学ぶことができました。私の朗読はテレビドラマ”ロング
バケーション”の中で使われたClose to you〜セナのピアノUをBGMにして
行ったのですが,途中泣けてしまいまして・・・授業参観で取り上げたのですが,
お母様方や子ども達の中でも涙している様子がみられました。子どもの感想
では,「命の大切さがわかった」「こうすけくんのぶんも生きる」「こうすけ
くんのかわりにいのちのあさがおを立派に育てるよ」などあり,中には
「お母さん元気を出して」というものもありました。参観後の保護者の方からの
感想では「子どもにとって一生心に残るものになった」「自分の命の大切さと
ともに他の人の命の大切さも知ってほしい」「是非この本をほしい」など,
自分の子どもが誕生した時の思い出を語りながら,涙している方もいらっしゃい
ました。私自身,これからの教員生活の中で,どの学年を受け持った時にも
この”命のあさがお”の学習を道徳でやりたいと思っております。また,道徳
主任として,校内研修の折に他の先生方に,この教材を紹介し,”命の尊さ”
についてご指導いただけるよう,お話をしました。クラスの子ども達が,
こうすけ君のお母さんにお手紙を送りたいと言うので,一人一人書いたものを
送らせていただきました。
2年1組担任 岡 真理先生
 
こうすけのぶんもあさがおを,そだててあげます。おくってくれてありがとう。
だいじにそだてます。。
 
こうすけくんは,しんでしまったけど,天国できっと,この「いのちのあさがお」
のたねを日本じゅうの人にくばっているのを,見ていると思います。わたしは,
いのちのたいせつが,いままでより,とってもわかりました。いのちのあさがお
のたね,大きな花をさかせます。
 
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埼玉県さいたま市立七里小学校2年3組の皆さんからのお便り
 
こうすけくん天国で元気ですか。びょういんですごくかんばっていましたね。
そこでかんどうしてなみだがでてきてしまったけど,いいおはなしでした。
すごくいいおはなしだと思いました。

 
ぼくはいのちのあさがおを見ていのちの大切さをしりました。ぼくは,
こうちゃんのしんじゃった日に生まれてきました。
ぼくは,なぜぼくだけがしあわせなんだろうと思いました。こうちゃんへ,
すてきなおくりものをありがとう。
 
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社会福祉法人七穂会知的障害者授産施設 虹の家の皆さんからのお便り
 
あさがおは春に虹の家の利用者クラレの人たち全員でたねをまいてそだて
ました。秋に全員でたねをつんだり,ゴミとりをしました。たんせいこめた
たねです。このたねをこつずいバンクにおかえししますので,やくだてて
ください。

虹の家の皆さんからの種を受け取る丹後さん
 
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小千谷市立片貝小学校1年1組の皆さんからのお便り
 
ぼくはあさがおをうえてよかったとおもいます。だってはながさいたときは
とってもきれいだったからです。
 
こうすけくんのおかあさん,あさがおのたねありがとうございました。
たねをまいたらおおきくなりました。それでてんじょうにとどきそうに
なりました。たねがいっぱいとれました。
 
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小千谷市の金子由美子さんからのお便り
 
春,子供が小学校から「いのちのあさがお」の種とこうすけくんのことを
書いてある手紙を一緒にいただきました。子供に「手紙を読んで」と言われ
読みながら私は,涙が出てしまい,泣きながら読み説明しました。
同じ1年生の子を持つ母親として,こうすけくんと子供が重なってしまい,
お母さんの気持ちを考えるととても切なくなってしまいました。そして,
元気で小学校に通えるということは,とても幸せなことだと,改めて実感
させられました。子供と一緒に,あさがおの種をまき育てました。
今年は,猛暑でしたが,枯れることもなく,元気にたくさん花をつけました。
種もたくさんとれました。ほんの一部ですが,種をお返ししたいと思います。
親子共々,いのちの大切さを実感でき嬉しく思います。そして,難病で
苦しむ子供達,家族がいるということもわかり,何かできることはないのか
と考えるきっかけもできました。来年も是非あさがおの種をまき,育てて
いきたいと思っております。ありがとうございました。
 
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匿名の方から
 
街でこうすけ君の「命のあさがお」の種を頂き,今年初めて播いたのですが,
毎朝やさしい花を次々とさかせてくれ,心を和ませて頂きました。
近所の方などにもお分けしたのですが,沢山とれましたので,お送りさせて
頂きました。ありがとうございました。
 
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見附市立見附小学校4年1組の皆さんからのお便り
 
えい画とこうすけくんのお父さんの話を聞いてとても感動しました。ほんの
少し泣きました。もし自分が白血病になったらと,思うと,とてもこわいです。
いつそんなおそろしい病気になるか心配です。だからこれからも自分の体を
大切にしたいです。
 
私は,「命のアサガオ」のビデオを見て,命はとても大事だと思いました。
こうすけくんが血えきの病気で入院を長い間していて,一年生になのに
そんな病気にかかるんだなと思いました。自分がもし血えきの病気になったら
「なおらないの」とか心の中ですっごくあせっているかもしれないな。
だから,おじいちゃんとおばあちゃんや家族のみんなを大切にしたいです。
家族の1人でも病気にかかると,家族のみんながかなしむことがよく
わかりました。
 
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新井市立平丸小学校の岩澤先生からのお便り
 
お久しぶりでございます。平丸小学校の方へ来ていただきましたことを
いつも思い出しております。去る七月に市PTAの発表会があり,命の
アサガオ講演のことを当校PTA会長が発表したところ,新井小より
問い合わせがありました。それで,平丸の実情をお話をしたり,資料を
送ったりしておりました。とにかく,丹後様のお話は,皆さんにとても
好評であります。以前にも,問い合わせがあり紹介しました。
今回は,平丸小学校へまだ入学していなかったので,丹後様のお話を
聞いていない児童を連れて聞きに参りました。命のアサガオ活動を始めて
五年目になりました。主として低学年が中心となり,全校で取り組んで
来ました。今年度は私が直接低学年(二・三年)を担任しましたので,
昨年度までと少し変えました。平丸全戸に宅配しました。
また,植木鉢だけでなく,道路に面した一角に命のアサガオを植え道行く
人にアサガオを見てもらいました。たくさんの花が次々ときれいに咲き
ました。地域の方々も命のアサガオをそれぞれ育ててくださいました。
これも,一回丹後様のお話をお聴きした賜物と思っています。
今日は丹後様に再びお会いできて嬉しく思います。今後もどうぞよろしく
お願い致します。

地域の方々からの一句より抜粋

 朝顔よ命の尊さ身にしみて

 梅雨あびて朝顔一気に這い上がり

 家々に命咲きたる夏の朝

 一本の朝顔植えて花を待つ

 夕暮れにつぼみ数えて笑みもらう

 朝顔のたくす命に子を偲ぶ

平丸小学校の皆さんが書いた一句

 
 
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新井市立新井小学校の皆さんからのお便り
 
11月13日(水)「命のあさがお」の光祐くんのお母さん
『丹後まみこさん』が新井小学校にきてお話をしてくださいました。
丹後さんの話を聞きながら,お母さんはずっと前に死んでしまった
二人の弟のことを思い出していました。丹後さんが光祐くんの最後を
話された時,涙を流していたよね。お母さんも弟が亡くなった場面を
思い出すと今でも涙があふれてきます。すご〜く悲しい出来事だった。
でもね。お母さんが親になって思ったことは,お母さんが流した涙
より子供を亡くした親(じいちゃんとばあちゃん)の方がもっともっと
悲しい涙を流したんだってこと。あなたたちの命はお父さんとお母さん
が大切に育ててきた命だよ。あなたたちを産んで,自分の命より大切な
命があることを知って『愛しい』という言葉の本当の意味がわかったよ。
大切な大切な命だから,その命の重さを忘れないでね。
 
今日は,初めてこうすけ君のお母さんの話が聞けて,とてもうれしいです。
こうすけ君の話をしている丹後まみこさんは,なんだかこうすけ君がすぐ
そこにいるような感じで話していました。
 
今まで(11年間)ずっと生きていられるってことは,すばらしいことだ
なあと思いました。これからも病気に負けない強い強い体でずっと一生
けんめいに生きていきたいなと思いました。
 
ぼくは,こうすけ君から命の重みと尊さを教えられました。ぼくは,
こうすけ君の分までりっぱに生きたいです。
 
ぼくは,講演で3つ学んだことがあります。一つ目は,がんばることは
大切なんだということ。こうすけ君は白血病を治そうと必死でがんばって
いました。そこに心を強くうたれ,感動しました。2つ目は友達がいる
ことの大切さです。〜中略〜 3つ目はなんといっても命の大切さでした。
幼い命でしたが,こうすけくんは精一杯生きてきたと思います。でもまだ,
こうすけ君は生きています。小さな種の中から大きく育っていきます。
どんどん命は広がっていきます。前に本を読んだことがあります。命が
広がるとその人の心の中で生き続けると。そのようにこうすけ君もぼくの
心の中で生きています。命はすごく大切なんだと改めて思いました。
 
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豊栄市立木崎小学校PTAの皆さんからの講演を聞いて感想
 
私は20年前に母を白血病で亡くしました。ドラマや講演会を聞いて
当時を思い出し涙がとまりませんでした。私もドナー登録しています。
一人でも多くの人の命がすくえるよう登録者が増えるよう祈っています。
五年生の息子が言った言葉です。「子供って死ぬんだね。子供は死なない
と思ってた。人は年をとって死ぬものだと思っていた。」なにか考えさせ
られることばでした。
 
命のアサガオの種をもらってからの講演会だったので,子供も理解していたし
私もぜひ講演を聞いてみたいと思えたのでよかったです。丹後さんの話を
聞いていて様子が見えるようでした。丹後さんの涙を見て親の子への愛情
の大きさをはっきり見えたように思います。光祐君は亡くなってしまった
けれど,多くの人に命のアサガオがひろがり知ってもらい,親の愛を知り,
別の意味で幸せな子だったように思います。これからも命のアサガオを
ひろめて,多くの命が助かることを願います。とてもいい講演でした。
 
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秋田県仙北郡中仙町立中仙小学校の皆さんからのお便り
 
春に高橋さんが命のあさがおの種とビデオを持ってきてくださり,今回
子供たちとの命の大切さや,家族,友だちについて考える機会を与えて
いただきました。種を植えてから毎朝ランドセルを背おったまま水やり
をしている子供たち。夏,窓一面に咲いた花を見てにこにこしている
子供たち。そして秋になると,また朝,種を一生懸命とる子供たち。
またビデオに涙する子供たち・・・・。たくさんのやさしい子供たちを
見ることができました。今,遠く離れた秋田の子供たちにも,このように
心が伝わるのは,光祐くんが本当にすてきな男の子だったからだと思い
ます。これから子供たちと二万個の種で,さらに命の大切さ,やさしさ
を広めていきたいと思います。本当にありがとうございました。
後藤 幸子先生
 
あのビデオを見て,命のアサガオは本当に大切なものなんだと知りました。
光祐くんのアサガオの種は,二万個以上にふえました。ナマズのコシヒカリ
は元気ですか。中仙小学校では,種を町の人にくばったり,町の行事などで
くばろうと思っています。たくさんの人に種をくばれればいいと思います。
光祐くんの命をうばった白血病は,とても苦しい病気だということが,
とてもよくわかりました。アサガオの種をとおして命の大切さが,よく
わかりました。
 
ぼくは,あのビデオをみて感動しました。あのアサガオには,光祐君,
光祐君の家族の思いがつまっていることがとってもよくわかりました。
ぼく達は,アサガオの種を収穫して数えました。種は70個だったのが,
約2万5千個収穫できました。ぼく達はその種を,ほかの人達にもわたして,
広げる計画を立てています。この種が全国のいろいろな人達にわたって,
アサガオをさかしてくれればいいです。ぼくは,このアサガオに負けない
くらいにがんばって強く生きたいです。
 
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富山県新湊市立塚原小学校5年2組の皆さんからのお便り
 
いのちのあさがおを読んで,ぼくはこうすけくんが,白血病にかかり病気と
たたかっているところから,いのちの大切さがわかりました。
命は一つしかないから,一つなくなっただけで,死んでしまいます。
だから友達の命や自分の命を大切にしようと思うけど,なかなか大切に
できません。友達や兄弟に。「死ね。」や「去れ」とむかついたら,ついつい
言ってしまいます。だけど,こうすけくんは,白血病になってしまい,短い命
になってしまったけど,その命をせいいっぱい生きていました。ぼくも,
こうすけくんみたいな,りっぱな人になりたいです。
 
命のあさがおを読んで「命ってなんだろう」と考えました。たんご光祐君は
七年間の短い命だったけれど,いちばん命の大切さがわかると思います。
それは,白血病というおもい病気にかかったしまったからです。だけど,
光祐君は,だれよりもがんばりました。すこしくじけたこともあったけれど,
先生やお父さんお母さんなどにはげましてもらいながら生きていました。
そんな光祐君が私たちに「命って一つしかない物。一番大切な物。」と
教えてくれました。光祐君に教えてもらったことは,絶対わすれません。
光祐君のおかげで,私たちは,命の大切さに気づきました。あたりまえの
ように生きているけれど,命に感謝をして生きていきたいです。
 
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加治川町立加治川小学校4年生の皆さんからのお便り
 
今日は,加治川小に足をお運びいただきまして,ありがとう
ございました。
今日,丹後さんのお話を直接お聞きすることができるととあって,
とても楽しみにしていました。昨日,私の4年生のクラスの子ども
たちに「いのちのあさがお」の絵本を読み聞かせ,光祐君のパネルも
見せました。そして,子どもたちに,「明日,加治川小にいらっしゃる
丹後さんにお手紙を書きましょう。」と呼びかけ,子どもたちは一生懸命
書いていました。「いのちのあさがお」のお話は,子どもたちに読んで
あげる度に涙が出そうになります。”命の大切さ”を,この本は,私たちに
教えてくれていると思います。
4年生担任 小林 康子先生
 
こうすけ君が死んで,とても悲しかったですね。でも,こうすけ君は死んでも
あさがおは生きていると考えて,たねをみんなにくばりましたね。それは,
とてもすごいことです。わたしも前にいのちのあさがおの本を読みました。
こうすけ君とすなお君でとったナマズは「コシヒカリ」と名付けたそうですね。
こうすけ君は早く死んじゃったけど,きっとまた,たんご家の一員として
生まれかわってくると思います。
 
わたしは,「いのちのアサガオ」を聞いて,生きることの大切さを実感しました。
前も何度か聞きましたが,何回読んでも,むねがきゅんといたみます。こうすけ
くんも,空できっと,ほほえんでいることでしょう。「こうすけくんもどって
こなくても,アサガオは生きつづける」が,すごく心にのこっています。
お母さんのかなしさと,こうすけくんのがんばりが,ひしひしとつたわって
きました。アサガオのように,人生きれいな花をさかせて生きたいと思います。
 
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MDRTソニー会 ご家族からのお便り
 
 うちの三年生の長男が,夏休みの宿題で,読書感想文を書くことになり
まして,いろいろ悩んだあげく,「いのちのあさがお」を選んだようです。
読むと,研修会でのビデオや,丹後さんのお母さんのことが思い出される
とともに,息子がとても大切なことを子供なりに考えてくれたことが
うれしくれMDRTや関係者の皆様に感謝しております。
 
 ぼくのお父さんが,こつずいバンクのボランティアの人から「いのちの
あさがお」という本と,あさがおのたねをもって帰ってきました。もうすぐ
六才になる光祐君は白血病という治すのがむずかしい病気になってしまい
ました。はな血が出たり,高いねつが出たり,大すきなプリンも食べられ
なくなってしまうほど体がよわってしまいました。こつずいえきをしらべ
たり,心ぞうやじんぞう,かんぞう,それから頭の中のようすを調べられ
て,すごくいたそうでした。しかし光祐君はいっしょうけんめいがんばって
いました。ぼくなら泣いてしまうかもしれません。病気のせいで,頭がハゲ
つるになっても,いつもニコニコしている光祐君はすごいと思いました。
 こうちゃんのお母さんは,「がんばって,がんばって。」と,はげまして,
毎日かんびょうして大へんそうでした。こうちゃんも,かぞくみんなも,
いっしょうけんめい白血病とたたかったけど,平成五年九月十三日,
こうちゃんは七年間の短いいのちをせいいっぱい生きて,天国へたびだって
いきました。ぼくはなみだが出そうになりました。お母さんは,こうちゃん
が死んだ後,にわにさいていたあさがおを見つけてました。それは,
こうちゃんが生きていた時にうえたあさがおです。お母さんは,あさがおの
たねをにいがたこつずいバンクを育てる会の人たちにきょうりょくして
もらって会場をおとずれた人たちにくばりました。あさがおが,しんぜん
たいしとなって。いのちのとうとさや,こつずいバンクの事について,
ひとりでも多くの人たちに知ってもらえたらとお母さんは思ったのでした。
 いつまでもめそめそ泣いているお母さんよりも,人をたすけようとして
いるお母さんはすごいと思います。夏休みのはじめに植えたぼくの「こう
ちゃんのあさがお」もきれいに花がさきました。ぼくは,あさがおを
大切にそだてて,いのちのあさがおのたねを全国にひろめたいと思いました。
 
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さいたま市在住の小学校三年生の方からのお便り
 
天国のこうすけ君へのお手紙
 こうすけ君,元気にしてますか。ぼくは,きょ年,こうすけ君の朝顔
のたねを,お母さんからいただきました。今年は,まいてみると,
やくそくしたので,プランターと,お庭にまきました。少し,まくじきが,
おそかったのでさいてくれるか心ぱいでした。だけど,こうすけ君の朝顔
は,とても力があって元気に,きれいな花をさかせてくれました。ぼくは,
記ねんにのこしたいとおもいました。それで,おし花を作る事にしました。
こうすけ君,見ていますか。赤くて,きれいな朝顔です。この花は,
こうすけ君のいのちだと思います。これからも,たねをまくたびに思い
出します。空の上で見ていて下さい。こうすけ君,どうもありがとう。
 
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新潟県立水原高校3年生の方からのお便り
 
「命のアサガオ」を聞いて私が一番印象に残った事は,コウスケ君が
お母さんに言った「僕,死ぬのかな。」という言葉でした。まだ,
小学校に入学したばかりの男の子が,もう自分に降りかかっている
死をまのあたりにしているということが,聞いているだけで胸が
痛かったです。それをコウスケ君から直接聞くということは,想像を
越える悲しみと無力さをお母さんは感じたと思います。
 私の友達も中学校の時に白血病で亡くなりました。時間が経つに
つれて忘れていたそのことを思い出しました。コウスケ君と同様に
辛い化学療法に耐え,必死に生きようとしていた友達のことを忘れて
いた自分が恥ずかしくなりました。その人たちの為にも,病気で亡く
なってしまった人のことや気持ちを忘れず,ハンディキャップを持つ
人に対して私たちが ”今できること”を率先してやっていかなくては
ならないと強く感じました。
 
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両津市立浦川小学校の生徒さんの作文
 
光祐君は、とっても元気な男の子でした。それなのに、突然病気に
なってしまいました。白血病でした。
「早く病気をなおして、みんなといっしょに遊びたい。」
光祐くんはこう思っています。だから、注射や点滴もがまんして
受けています。私は、それがすごいと思います。
明るく病気に立ち向かっている。元気になりたいという強い気持ち
を光祐くんはもっていました。
私も、四年生のとき病気になりました。毎日、
「お薬ですよ。」
と看護婦さんに言われました。それから、点滴もありました。
いたくていたくて、とてもいやでした。でも、がまんしました。
病気をなおしたいという一心だったからです。
 いまでも、毎日薬を一日二回飲まなくてはなりません。かぜを
ひいた時などかぜ薬と、今飲んでいる粉薬と二種類のまなくては
いけません。そんなとき、いやだなあと思います。でも、体のため
だと思いなおして飲んでいます。
 私も、突然病気になりました。病気になったことをうらむことも
あります。光祐くんもきっと同じだと思います。熱が出て、うちへ
帰ることが許された光祐くんは、五日目にお母さんといっしょに
おふろに入りました。そして、
「あのね。ぼく−−−−−、もうすぐ、しぬんかなあ。」とお母さん
に話しました。病気のことを知っていた光祐くん。病気のことだけを
考えていた光祐くん。
 九月に入ってめっきり具合が悪くなり、
「ぼく−−−−−、お母さんに、心配かけるために生まれてきたん
 かなあ。」
とお母さんに話していた光祐くん。
熱にうなされて、そんなことを考えていたと思うとかわいそうに
なってきました。
なだ小さい光祐くんにはかわいそうでした。でも、お母さんは
明るい声で光祐くんに話しかけていました。
つらくてもがんばっている。病気と戦っている光祐くんとお母さん。
生き続けようとしたことが、すごいと思います。
でも、光祐くんは亡くなってしまいました。お母さんは、ずっと
ずっと泣いてばかりでした。でも、ふと目にした朝顔。もう、種に
なっていました。
 気持ちを変えて、朝顔をふやすこと、朝顔をどんどん育てること
を考えたお母さんは、生きかえりました。そして「骨ずいバンク」
の運動を始めるようになりました。そして、(この世で大切なもの
がなんであるかを知ることができた・・・)と光祐くんによびかけて
います。
光祐くんの命が広がっていく、とてもいいお話でした。
 
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新潟市立濁川小学校の皆さんと保護者の方からのお便り
 
「いのちのあさがお」は、こうすけ君が初めて入院して父や兄
や姉や弟たちと離ればなれでくらすのは、とてもつらくて早く帰り
たいと思って泣いたりしたのが、見ている私達に伝わってきました。
私は病気をしたことがないので、こんなにかわいそうな子もいるんだ
と思いました。母がドナー登録をすると言っていたので、私も20才
になったらドナー登録をして、こういうかわいそうな人を助けたい
です。
 
ぼくは初め骨髄移植はするもんかと思っていましたが、丹後まみこ
さんの話や映画の「いのちのあさがお」を見たり聞いたりして、
丹後まみこさんは、こんなにつらい思いを乗り越えて、生きている
のかと思うとせつない気分になりました。初めは骨髄移植なんかする
もんかと思っていましたが、この話や映画を見て、骨髄移植をして
みようかなと思いました。丹後まみこさんの話によると、わずかに
白血病などの患者さんが多いんで、ぼくが大人になったら骨髄移植を
するよう呼びかけたいです。
 
「白血病・・・」自分達、家族はかからない病気だろう。と多くの
人達がそう思っているでしょう。私もその一人です。骨髄バンクが
あるという事、白血病にかかり一日も早い移植を望んでいる患者さん
が多くいる事も頭の中では、わかっていても、私はドナー登録して
いません。「自分には関係ない・人ごと」だと思っていたからです。
しかし、今日の丹後さんのお話を目の前で聞くことができ「人ごと」
から「いつ私に降りかかってくるかわからない病」へとどんどん
気持ちが変わってきました。今日娘と一緒に話を聞けた事、映画を
みれた事、とてもよかったと思います。人間の命の尊さを改めて
思い知らされました。丹後さんも、こうすけ君が亡くなってから
辛い生活を送られてきたと思いますが、白血病で苦しんでいる患者
さんのためにも元気で活動を続けていってほしいと思います。
 
話には聞いていましたが、映画をみるのは、初めてでした。昨年
1年生が育てた”いのちのあさがお”が今年も本葉を出してつる
が元気に出てきました。明日がある・未来がある・・・とあたり
まえに思っている事があたりまえでなくなることがある。遠い
未来より今を大事にしようと思える日々になりました。
 
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中頸城郡大潟町立大潟小学校1年生とお母さんからのお子さんへの
メッセージ
 
かんどうしました。もういっかいみたいです。
 
あなたは光祐君の気持ちがよくわかるよね、お母さんもあなたが
骨髄を取ったときの事を思い出しました。血小板が1000しか
なかった為、麻酔は、リスクがとても大きいと言う事で、麻酔なし
で骨髄を取りました。注射とかで泣いたことのないがまん強い
あなたが、思わず声をふるわせて泣き叫んだこと。それから一年
くらい腰の注射をしないと不安気に聞いたこと。あなたもいくどと
なく光祐君と同じことを口にしましたね。その時は、やはり
「だいじょうぶ」と言うのが精一杯で、自分にいいきかせるように
答えたものです。あなたは光祐君とはちょっとちがう病気だけれど
病気なんかに負けないで。お母さんはあなたが元気でいてくれる
ことが一番嬉しいです。
あなたがもう少し大きくなったとき、また一緒に映画を見たり、
本を読んでみたいです。
お金で買えないもの、一番大切なもの何かわかると聞いたら、
命と心、と答えがかえってきました。
あなたの感動しましたという言葉に感動しました。心が生きている
から嬉しいです。
 
まみこさんにあいました。
たんごまみこさん、こうすけくんはしんだけど、そのたねがみがわり
です。きれいなあさがおになりますように。
 
まみこさんにあったこと、こうすけくんのおはなし、たくさん
おかあさんにおしえてくれたね。こうすけくんのみがわりが
あさがおのたねなんだとおしえてくれた、あなたのかおがわすれ
られません。おかあさんもじぶんのいのちたいせつにします。
あなたもじぶんのいのちをたいせつにまもってほしいとおもいます。
あなたのあさがおもたせつにそだてようね。いつまでもたねを
たいせつにして、まいとし、そだてようね。
 
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静岡県浜松市立萩丘小学校6年生の皆さんからのお便り
 
光祐君のお母さん、ぼくは萩丘小学校で命の大切さをあらためて
知りました。命がとだえると、もう命は続かない。だから、これ
からも、自分の命、人の命を大切にしていきたいと思いました。
ぼくは、光祐君の残してくれたアサガオの種をもっともっと
たくさんの人に植えてもらって、光祐君の笑顔がそのままつまった
このアサガオがたくさんさいて、みんなに命の大切さを分かって
もらい、一人一人の命を大切にしてほしいと思います。
 
ぼくも、お父さんを一年前にうしなってしまったのでわかります。
ぼくは、こうすけくんのアサガオのたねをもらって、この中に
命があるんだということが、よりすごくわかったような気がして
すこしづつゆうきがわいてきました。これからもおからだを気を
つけてください。
 
私は、今日、道とくの時間に、杉本先生に「急性リンパ性白血病」
のことを知りました。人間の命をカンタンにうばってしまう病気が、
この世になければいいと思いました。でも丹後さんが、光祐くんの
アサガオを日本じゅうに広げて、みんなに命の大切さをおしえた
ことは、本当にすばらしいと思います。1万人に1人といわれる、
白血病を治す骨ずいえきの「骨ずいバンク運動」を今もつづけて
いると聞いて、びっくりしました。光祐くんと同じ病気の人たちを
もっともっとたすけたいという気もちがとてもつたわっています。
この萩丘小にも、命のアサガオをうえたいとクラス全員が思って
います。そして、種ができたら、地域の人たちにも育てて欲しいです。
これからも運動をつづけてください。
 
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富山県富山大学附属小学校4年1組の方からのお便り
 
ふぞく小学校でうえた命のアサガオは、学校で、し育している
にわとりにふまれてますが、光祐君のようにがんばって、せい長
しています。ぼくは、その時は、さすが命のアサガオだなあと思い
ました。また、アサガオがせい長したら、また手紙で伝えます。
 それと、火曜日に聞いた話を新聞にまとめました。くわしく
教えてくださったので、まとめやすかったです。ありがとう
ございました。とくにすごいと思ったのは、ないて話している
ときに、そこまでして、命の大切さを伝えてたいんだとなあと
いうことに感動しました。聞いてほんとうによかったと思いました。
 
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白根市立庄瀬中学校二年生の方からのお便り
 
 命のアサガオのことは知っていたけど、ビデオを見て、前よりも
こうすけ君のことや、アサガオのことがよく分かりました。
 私は、8ヵ月間も、こうすけ君のように、がまんして入院して
いられないと思います。たった7年間しか生きられなかったけど
こうすけ君は、きっと神様に選ばれた人間なんだと思います。
みんなに命の大切さを教えるために選ばれたんだと思っています。
 死ぬことは簡単かもしれない、でも生きることはすごく難しい
ことだということを、こうすけくんは教えてくれたんだと思います。
 私は、これからも、アサガオを大切に育てていきたいと思います。
ビデオを見ることができて本当によかったです。
 
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