読み | ひめかわ |
所在地 | 糸魚川市大字大野字横戸 |
開業年 | 1986年(昭和61年) |
駅について | 大糸線内に現存する駅としては最後に開業した駅。駅舎はなく、ホームに待合室があるのみ。駅前の国道を挟んで向かい側に姫川病院(総合病院)が設置された後に、請願駅として開業したが、2007年(平成19年)に閉院され、乗車人員は少なくなった。 |
隣接駅 | 上り側:頸城大野(1.9km) 下り側:糸魚川(3.2km) |
姫川駅ホーム(頸城大野方面) | 姫川駅ホーム(糸魚川方面) |
フォッサマグナミュージアム:姫川駅から車で約6分、徒歩で約45分
糸魚川を代表する美しい鉱物「ヒスイ」や日本列島が誕生した際の大地の裂け目
「フォッサマグナ」などをポイントに、地質の時代経過に沿って地球が育んできた
自然環境や資源の恵み、また、その一方で人々の暮らしに脅威となる地震や火山、
地すべりなどの自然災害について学ぶことができる。
読み | くぶきおおの |
所在地 | 糸魚川市大字大野字稲場 |
開業年 | 1934年(昭和9年) |
駅について | 駅舎は1935年(昭和10年)開業当時の木造平屋建。現在は住宅開発が進んでいるが、米の一大供給地だったことから、1972年(昭和47年)まで貨物扱いがあった。 |
隣接駅 | 上り側:根知(4.9km) 下り側:姫川(1.9km) |
頸城大野駅ホーム(根知方面) | 頸城大野駅ホーム(姫川方面) |
読み | ねち |
所在地 | 糸魚川市大字根小屋字松川道外 |
開業年 | 1934年(昭和9年) |
駅について | 大糸線の非電化区間では唯一列車交換のできる駅。駅舎は1934年(昭和9年)開業当時の木造平屋建。根知集落が約1km離れていることから1日の乗車人員は少ないが、駅の近くには、フォッサマグナパーク、塩の道資料館などの観光資源がある。 |
隣接駅 | 上り側:小滝(3.6km) 下り側:頸城大野(4.9km) |
根知駅ホーム(小滝方面) | 根知駅ホーム(頸城大野方面) |
列車交換ができるせいか、駅舎と反対側にも待合室が |
フォッサマグナパーク:根知駅から徒歩で約15分
ジオパークの名を世界で最初に冠した野外博物館。日本列島を二分する
糸魚川―静岡構造線の断層露頭やフォッサマグナの海に噴出した日本最大の
枕状溶岩がある。糸魚川市の美山公園にあるフォッサマグナミュージアムとは
異なる。
塩の道資料館:根知駅から車で約10分
千国街道、別名、松本街道。越後糸魚川と信州松本を結ぶ約120kmの生活の道だった。
「敵に塩を送る」は、敵の弱みにつけこまずに、逆にその苦境から相手を救うという
意味で使われる故事成語である。戦国時代の戦いで、駿河の今川氏と相模の後北条氏は、
海側からの塩の道を絶って、武田信玄の領地である甲斐への塩の流通を止める兵糧攻め
作戦に出た。甲斐で塩が不足して苦しんでいることを知った越後の上杉謙信が「武士道
に反する」として、敵対する武田氏に塩を送ったとされる故事が有名で、その塩が
運ばれたのが千国街道であると言われることがあるが、当時の資料からは、塩止め
をしたという事実はないと考えられ、後世に作られた美談とも言われている。
読み | こたき |
所在地 | 糸魚川市大字小滝字尾巻 |
開業年 | 1935年(昭和10年) |
駅について | 駅舎は1935年(昭和10年)開業当時の木造平屋建。待合室には造付けの長椅子が設置されている。かつては列車交換のための設備を有していた。構内には給水塔の残骸が残っている。 |
隣接駅 | 上り側:平岩(6.8km) 下り側:根知(3.6km) |
小滝駅ホーム(平岩方面) | 小滝駅ホーム(根知方面) |
小滝駅を平岩方面へ出発するキハ120 | 給水塔の残骸? |
小滝川ヒスイ峡:小滝駅から徒歩で約60分
昭和31年に国の天然記念物に指定された小滝川硬玉産地は、姫川の支流”小滝川”
に明星山の大岩壁が落ち込んだ川原一帯を指します。 ヒスイのふるさとである
糸魚川市を象徴する日本随一ともいえるヒスイの産地「小滝川ヒスイ峡」として
広く親しまれている。
ご注意:この区域ではヒスイの採取はできません。ヒスイは海に流れ出たものしか拾ってはいけません。
明星山(みょうじょうさん):登山道入口まで小滝駅から徒歩で約60分
標高1,188m、大迫力の岩壁は日本有数のロッククライミングのゲレンデとして有名。
切り立った岩肌には盆栽の王様「糸魚川真柏」が自生し、直下の峡谷は国指定天然
記念物「ヒスイ峡」として自然の美しさを感じさせてくれる。
読み | ひらいわ |
所在地 | 糸魚川市大字大所字平岩 |
開業年 | 1957年(昭和32年) |
駅について | 長野県との県境の新潟県の駅となっているが、糸魚川方面から来ると隣の小滝との間で一旦長野県に入り、再び平岩駅の手前で新潟県にが入る。そのため駅の所在地は新潟県だが、駅そばの橋を渡ると長野県であり、長野県側集落への最寄駅として機能している。夏の登山シーズンには、白馬岳へ抜ける登山口としても賑わう駅。 |
隣接駅 | 上り側:北小谷(6.5km) 下り側:小滝(6.8km) |
平岩駅ホーム(北小谷方面) | 平岩駅ホーム(小滝方面) |
蓮華温泉(れんげおんせん):平岩駅からバスで約1時間
日本秘湯を守る会加盟の「蓮華温泉ロッジ」だけが営業している一軒宿の秘湯。
温泉街は存在しない。蓮華温泉ロッジ本館の西側にはキャンプ場が併設されて
いる。自家発電の温泉宿のため、21時には消灯される。日帰り入浴も可能。
例年3月下旬~10月20日の季節営業であり、期間外は閉鎖される。白馬岳や
朝日岳などの登山拠点でもあり、春の残雪期には山スキーヤーにも利用されて
いる。平岩駅前から蓮華温泉まではバスの運行があるが、運行期間・本数に注意。
姫川温泉:平岩駅から徒歩で約10分
姫川の県境を挟んで新潟県糸魚川市と長野県北安曇郡小谷村にある温泉。
湯量豊富で常に新鮮なお湯があふれるかけ流し温泉。糸魚川の日本海の幸、
信州白馬 の山の恵を堪能できる県境の宿。